トンボ、ぬりたし、アウトラインって何?

2018.01.15更新

印刷データを作成する際に、よく「トンボをつける」や「ぬりたしをつけて」など専門用語が飛び交います。「アウトライン化されてません」と言われて慌てた事はないですか?そんな専門用語をひとつひとつ解説していきます。

目次

トンボ、ぬりたし、アウトラインって何?

印刷業界の基本専門用語である、「トンボ」「ぬりたし」「アウトライン」についてご紹介します。不備なくスムーズに進行するために、ポイントを押さえておきましょう。

トンボとぬりたしって何?

クリアファイルのテンプレートデータを開くと、四隅にL字形の線が2本重なったような不思議な印があるのにお気づきでしょうか。これは『トンボ(別名:トリムマーク)』と言い、全ての印刷物データには必要なマークなんです。
いやいや、いつもオフィスや家庭でも文書データをレーザープリンタでサクサク〜っと出力しているけれど、そんなマークなんて見たことない。と、お思いかもしれません。しかし、クリアファイルはもちろん、チラシやポスター、雑誌など商業印刷物と呼ばれる大量消費印刷物や印刷会社やデザイナーが取り扱う大型印刷機出力用の印刷データにはこのトンボが入っています。ただ、完成形の印刷物になる段階ではこのマークが切り落とされた状態になっているために、普段私たちが目にする機会がないのです。

断裁トンボ 内トンボ 外トンボ センタートンボ

トンボは仕上がりサイズと位置ぬりたしを形成する

このトンボが果たす役割はズバリ、印刷物の仕上がりサイズと位置、ぬりたしを形成することです。
2本のL字線の内側の辺同士を結ぶラインが印刷物の仕上がりサイズになります。仕上がりのサイズなら、ただの四角形でも良さそうですが、仕上がりと同じ位置に線があると、断裁機で切り落とし作業をする際に、機械のわずかなズレで線が製品の端に見えてしまいますよね。
また印刷物の端いっぱいにまでデザインを広げたい場合、実際の仕上がりサイズよりも上下左右3mm外側の位置まで大きく、絵柄を作成する必要があります。この伸びしろ3mmの部分のことを『ぬりたし』と言います。ぬりたしがあるおかげで、断裁時にわずかにズレが生じても、絵柄が途切れて製品の品質に差ができにくく、よりキレイな仕上がりになります。
では、オフィスや家庭用プリンタで出力するデータには、なぜトンボがないのでしょうか。一般向けのレーザープリンタなどは用紙の端から内側約5mmの部分には印刷できない構造になっています。そこに、既にA4サイズやA3サイズピッタリに裁断されたコピー用紙をセットして出力されるため、データにも用紙にもトンボやぬりたしはないのです。

ぬりたし
もしぬりたしがなかったら・・・ズレ

文字のアウトラインって何?

作品のタイトルやクレジット表記、社名や住所など、デザインに文字を入れる際、イラストレーターを使用している場合は、必ず文字のアウトライン化処理が必要です。

PCごとに書体は違う

ゴシック体や明朝体など、世の中にはたくさんの書体データ(フォント)が存在します。しかし、全てのパソコンに同じ書体データが搭載されているとは限りません。もし、その書体がない別のパソコンでデータを開くと、自動的に適当な書体に置き換えられてしまい、デザインの見た目が変わってしまいます。
アウトライン化とは文字をテキストデータとしてではなく、オブジェクトパスとして図形化する処理を行なうことです。図形化することで、どのパソコンで開いても同じ見た目のデザインを維持することができます。また、アウトライン化したパスを自由に変形したり、アレンジを加えることでオリジナルの書体を生み出すこともできます。

世の中には書体データはさまざま存在し、パソコンによってもちがう

アウトライン化の確認方法と別名保存

イラストレーターの場合、全てのオブジェクトを選択した状態で、メニュー「書式」→「アウトラインを作成」でアウトライン化できます。
メニュー「書式」→「フォント検索」でアウトライン化されていない文字が残っていないか、確認することができます。もし、全ての文字にアウトライン化処理をしたはずなのに、フォント検索で文字が現れる場合は、どこかに文字が隠れている可能性があるので、データの確認が必要です。
※イラストレーターCS4〜5では、テキストの「塗り」にグラデーション設定できるため、アウトライン化するとプレビュー上の色からグラデーションに変わってしまう現象にご注意ください。
※一度アウトライン化した文字は、その文字内容の編集はできなくなりますので、アウトライン化前のデータを別名保存しておくことをおすすめします。
フォトショップの場合は、レイヤーを全て統合し、文字を含む全てのデザインを1枚の画像に統合した状態で入稿をしてください。
弊社でのデータチェックにて、アウトライン化されていない文字が残っているとデータ不備となり、修正、再入稿していただく旨のご連絡をいたします。その場合、納期がずれ込みますのでご注意ください。

アウトライン化していない文字 別のフォントに置き換わる アウトライン化された文字 見た目は変わらない

クリアファイルの「向き」とデザインのコツ

クリアファイルはタテ向きで使用されることが一般的ですが、ヨコ向きのデザインを印刷されたいお客様もいらっしゃいます。その場合、デザインの天地の向きをどちらに設定すれば良いのか、迷うことがあるかもしれません。

かさまーとのクリアファイルの向き

このようなお問い合わせを頂いた際、かさまーとでは指ぬき(半円のくりぬき)のある辺がデザインの天になるよう、作成していただくことをおすすめしております。その理由は、ヨコ向きのまま中に書類を入れたときに書類が落ちることがないからです。ぜひ覚えておいてくださいね。

ヨコ向きデザインの場合 書類が落ちてしまう! 書類が落ちない!

まとめ:トンボ、ぬりたし、アウトラインって何?

①トンボは印刷物のサイズを決める、データに必要不可欠なマーク
②仕上がりいっぱいまであるデザインの場合は、ぬりたし3mmまで作成
③デザイン内に文字を入れるときは、文字のアウトライン化処理が必要

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※上記は入稿データイメージ承認後から当社発送日までとなっております。到着日時に関しては恐れ入りますが当社で確約致しかねます。発送手配完了後にメールにて荷物番号をお知らせいたしますので発送後は直接配送業者にお問い合わせください。
※商品の発送は、上記保証内で仕上がり次第の発送となります。
※価格一覧表に掲載されていない数量をご希望のお客様は別途対応させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。

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写真やイラスト、ロゴマークなど、使いたい素材はあるけれど、イラストレーターやフォトショップがなくてデザイン作成ができない、テンプレートにあてはめることができない、白版がうまく作れないなどお困りの際は、ぜひかさまーとにおまかせください!

ご希望のデザインに合わせて、当社でデータ作成代行致します。
まずはお気軽にご相談下さい。
※弊社にてデザイン制作した編集データはお渡しできません。

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当社ではオリジナルの印刷方法で、クリアファイルの印刷をお受けしております。
ご注文の流れとしては、お客様からのご注文、データ入稿、プレビュー承認、印刷製造、その後発送・納品になっています。 クリアファイルの種類も様々で、ポケット付きクリアファイル、名刺入れ付きクリアファイル、箔押し印刷のクリアファイルなどをご注文いただけます。
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